薬剤部について

薬剤部には2023.04.01現在、薬剤師5名(常勤4名、非常勤1名)と補助員3名のスタッフがいます。
私たちは患者さんの立場に立ち、患者さんが安心して治療を受けられるように薬剤の適正使用に努めています。

またチーム医療の一員として薬物療法を支援しています。

 

業務について
調剤業務

電子カルテシステムにより医師が処方した薬の量や飲み合わせ等を確認後、処方箋に基づいて患者さんのお薬を調剤しています。
錠剤は飲み間違いや飲み忘れを防ぐため全自動錠剤分包機により一包化を行っています。錠剤を上手く服用できない患者さんや、経鼻や胃瘻により薬剤を投与している患者さんのために簡易懸濁法の提案及び粉砕等の剤型変更を行っています。

 

 

 

 

 

 

注射薬管理業務 処方内容について注射薬の量、配合変化、投与方法、投与時間等のチェックを行ったうえで、個人別に1日分ずつ病棟に払い出しています。
特定の抗生剤において至適投与量の投与計画なども行っています。

 

 

 

 

 

 

 

薬剤管理指導業務 入院された患者さんに今まで飲んでいたお薬をお持ち頂き(持参薬)、どんなお薬をどのように飲まれていたかを薬剤師が調べて電子カルテに記載しています。
持参薬の情報を的確に把握することは、入院後の治療をより適切に行う上でとても重要です。
お薬だけでなく薬袋や説明書、お薬手帳も大切な情報源ですので必ずお持ちください。
又、入院患者さんに投与されている薬の薬効、服用方法、副作用等の説明を行っています。

 

 

 

 

無菌注射薬調製業務 抗がん剤注射については外来、入院とも投与量・投与間隔などのチェックを行い複数の薬剤師で薬剤を確認し、薬剤部内の安全キャビネットで無菌調整を行っています。
その他注射薬についても一部薬局で無菌調整を行っています。

 

 

チーム医療への参加 ICT(感染対策チーム)、NST(栄養サポートチーム)、緩和ケアチーム、褥瘡対策チームなどの回診や会議に積極的に参加するよう努めています。

 

おくすり手帳の発行地域の薬局と歩調を揃え、おくすり手帳の発行を行っています。患者さんが何の薬を服用しているかを記すことで、他の施設においても、薬剤のチェックをすることができ、又、重複投与の防止、薬物相互作用のチェックに役立てています。
おくすり手帳は災害時においても役立つものです。

 

医薬品情報業務(DI業務) 医薬品情報の収集、調査、整理、評価ならびに提供を行っています。

 

薬学生実務実習 薬学生実務実習を受け入れています。病院薬剤師の業務と責任を理解し、基本的知識、技能、態度を習得できるような参加型実習を実践しています。