診療科のご案内

呼吸器外科 ▶ スタッフ
職種 氏名 資格
呼吸器外科
麻酔科部長
金田 正徳 三重大学臨床教授
呼吸器外科専門医
呼吸器専門医(外科系)
日本呼吸器外科 指導医
日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医・指導医
日本胸部外科学会 指導医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
日本外科学会指導医
外科専門医
麻酔科標榜医

▶呼吸器外科の特長肺癌の生存曲線
 呼吸器の専門医が居ないこの地区のこと、呼吸器外科のみならず、呼吸器全般の診療にも関与してきました。
肺癌外科治療では、IA期の早期癌であれば80%以上の患者さんが助かります。しかし、尾鷲地区ではまだまだ進行癌にならないと発見されないケースが多く、なかなか外科治療に行き着けません。いかに早く肺癌を見つけるかが大きな問題で、症状が出るまで待っていたのではもう遅いのです。6階健診センターで肺癌のCT健診も開始しましたが、受診率が低く、効果が十分に出ていないのが現状です。ぜひ、健診を受けて下さい。また、進行癌であっても放射線治療、抗がん剤治療など全般的な治療も当院で可能ですし、緩和治療においても緩和ケアチームを組織して患者さんに最大限の利得が得られる様に頑張っていますので、ご利用下さい。
 この地区は膿胸の患者さんが多いのも特徴的です。膿胸は肺炎を起こした肺が腐って破れ、胸いっぱいに膿が溜まった状態で、まさに手遅れ状態です。それでも抗生剤治療、胸腔ドレナージや手術で助かる患者さんもみえますが、身体が弱っていると致命的になります。肺炎の段階で治療が出来ていれば、大事に至らなくて済む場合も多いので、早めに医療機関を受診して下さい。
 また、気胸では、ドレナージ治療から手術まで病状に応じて幅広く対応が可能です。その他、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者さんも多く受診され、吸入療法や酸素療法を受けてみえます。特に重喫煙者がなる“肺気腫を伴う肺線維症”は、大量の酸素を吸っても体に酸素が入らない重篤な肺疾患です。タバコの吸い過ぎで済まされない重症の呼吸不全を起こしてきますので、早めの受診をお勧めします。
 尾鷲総合病院は東紀州地区の地域医療を担う大切な病院です。尾鷲弁も少しは分かる様になりましたので、患者さんの希望を聞き、実情に合わせた治療が出来る様に日々努力しておりますので、今後ともよろしくお願い致します。



▶ 学会日本呼吸器外科学会、日本胸部外科学会、日本外科学会、日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会、日本気胸囊胞性疾患学会、日本結核病学会、日本肺癌学会、IASLC ・ACCP